2013年12月10日(11月後半)

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寒さが日に日に増していって、
秋らしい表情を見せていた色鮮やかな植物たちも、いよいよ冬を耐えうる準備を整えたかのように、
静かな凛とした表情をしています。
そんな中、僕は乾燥注意報が出されたその日にまんまと体調を崩し、
それでも体を休めることが出来ない毎日を、騙しだまし過ごしています。
時間に対する感覚が、
以前よりもずっと「事実」として感じられるようになってきて、
寝る時間も、働く時間も、それ自体がそれぞれ独立した時間としてあるのではなく、
全てちゃんと僕の生きている時間として、流れていることを感じるのです。
何が起こっても、
どんな思いをしても、
それはちゃんと僕の生きている時間の上で起こっていて、
誰のせいにするわけでもなく、ただただ事実として全ての時間を受け入れられる感覚を持つのです。



縄文杉



昔はもっと、人のせいにすることで自分を守っていたから、
ある意味楽だったと思うのだけれど、それで精神的に満たされることが無かったから、
何となく毎日がつらかった。
楽な方を選択すればするほど、精神は追い込まれていくという矛盾の中に身を置いていた。
結局は自分で責任を取ることが、大変なようで一番自分の精神を支えてくれたのです。
責任を取るとは、自分の費やす時間を全て自分の時間として認めること。
「会社が何時に来いって言ったから」でも、「誰々がこう言ったから」でもなく、
自分の時間は全部自分の時間として無駄にしない。
何をしていても、自分の生きている時間として価値をもたせる。
それが責任を取るということであり、
その上であれば、全てが自分の人生の時間の上に起こる「事実」になる。
虚栄、虚無に食われることなく、
実質的なものを肌に触れて理解する。
そうすれば、矛盾に苛まれることもない。
自分の行動と精神が一致して、互いにバランスを取りながら進んでいける。

どうしたって、
自分の生きる時間は人のせいにはできないのだから、
そんなものはできるだけ早く捨ててしまった方が良いのです。
もっともっと若いうちに、僕も捨てることが出来ていたら、
今とは少し違う人生を送ったのかもしれないけれど、
この思いは後悔ではなくて、教師になる自分への教訓なのです。
僕が今まで過ごしてきたかけがえのない時間をリセットしたいなんて1ミリも思いません。
ただ、教壇に立つときには心がけようと。
向き合う子どもたちには、学校に来る時間も塾に行く時間も、
全部自分の時間として、無駄にさせない。


人のせいにしない。


出来るだけ早くそのステージへと導いていこうと思うのです。
たぶんそのことに、年齢は関係ないから。
幾つになっても、人のせいにして止まない人を目にするし、
幾つになっても、責任を放棄してばかりの人を目にします。
だから、年齢は関係ない。

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僕は、屋久島の縄文杉を見に、ヒッチハイクで鹿児島まで行った時、
その重要なヒントを得たように思うのです。
ヒッチハイクなんかしていると、それはもうすべての事が自己責任。
前に進めないのも自分のせい。
車を止められないのも自分のせいなのです。
時間と、自分の行動と、結果が事実としてリアルに直結し、
その実質から逃れられない。
その状況に身を置いていると、自分の立ち位置がありありと理解できるのです。

「あのドライバーさんは俺の事どう思っているのかな。」
「あのおばさん、凄く嫌な目で俺のこと見ていたな。」
「もう少し、清潔感ある恰好をしよう。」
「とにかく笑顔は忘れないようにしよう。」

自分1人では何もできない、自分の頭の中だけでもうまくいかない。
ちゃんと、同じ時間を生きる人たちや「事実」と一緒に生きていくことを覚悟しないと何もうまくいかない。
そんなことをヒッチハイクの旅では感じることができたのです。

あれからもう8年近く経つけれど、
あの時、あの年齢で、許される限りの幅のある行動を決断して良かったと、
自分良くやったと素直に思える自分がいます。
それぐらい価値のある時間でした。


今は恐ろしいくらい、自分の時間が自分のもので、
自分の吸う空気にも価値を見いだせるほど、実質的なものと寄り添っています。
特に大きな理由もなく飛び出して、息をきらしてやっとたどり着いた縄文杉を見たあの一瞬。
僕の人生の中のあの一瞬。

「今、この瞬間が一番重要なんだ。今、この瞬間ここから変わろう。」

そう思った掛け替えのない経験でした。




だらだらと書き綴ってしまってまとまりのない内容ですが、
まあいっかってことで11月後半はこの辺りで。
今、追われている仕事を年内には片づけて、
年明けにはこの場所とももっと落ち着いて向き合えたらなと思います。
それではまた一週間後に。

ではでは。
by keita-net6086 | 2013-12-10 12:04