2013年9月3日(8月後半)

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暑い日が続きますが、夏が終わりを迎えるように日の入りの時間も随分と早くなりました。
夕方には涼しい風が日に焼けた肌をよく冷まします。
8月は、個人的に活発に動く時期だと考えていたのですが、
振り返ってみると、動きは静かによく頭を動かした時間だったように思います。
調理師試験とその勉強があったのが影響しているのでしょうが、
僕はもっともっと多くの事を知らなければならないし、
もっともっと多くの事を経験しなければならないのだと再確認した時間でもありました。
僕がフリーランスとして働く決断をしたのも元々はそのためのもので、
制限あるこの時間を精一杯大切にしなければ、
自分の決断に対して、自分と関わる多くの人に対して申し訳が立たないのです。
フリーランスとして過ごした3ヵ月。
この短い期間の間にも様々な学びがあって、
充実した結果を得ることもあれば、
納得出来ない気持ちをごまかす自分の弱さを感じることもありました。
だけど、良いも悪いもすべて先へと繋げなければ、
自分の価値のある行動に乗っかっていきませんから、
下を向くことなく、柔軟にすべてを受け入れる強さが必要なのです。
色々な意味で良い時間を過ごせたのではないでしょうか。
既に始めっている9月に、良い波を立たせたい。
その為には、やはり丁寧に毎日を過ごすことしかないでしょう。
仲間とキャンプに行ったので、月を跨ぎましたが8月後半の更新です。



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始まりが大切



良く寝て、良く食べて、良く考えて、良く働いて…
それだけが、良く生きることと言える気がしています。
僕は誠心誠意1枚の絵を描くと決めたとき、全身全霊で信じられるものを描きたいと思ったのです。
僕にとってのそれは、木だったり、水だったり、火だったりするわけですが、
それらは世界の「理」そのもので、嘘が無いということに絶対的な信頼感を置くことができたのです。

ある時実家でテレビを見ていたら、睡眠障害解消方法を紹介する番組が放送されていて、
その番組内では睡眠のメカニズムも丁寧にわかりやすく説明されていました。
睡眠のメカニズムは、要は睡眠ホルモンと言われるメラトニンの分泌に大きく左右されていて、
そのメラトニンを如何にうまく分泌させるのかが重要だということでした。
そして、そのメラトニンの分泌において重要なことは、まず一日の始め、それも朝の早い段階での朝日をしっかりと浴びるということだったのです。
朝日を浴びてメラトニンの分泌をスタートさせると、14~16時間後には蓄積されたメラトニンによって睡眠に入るようなのです。
つまり、一日の終わりは始まり方で大きく左右されるということです。

また、別の話をすると、
これは調理師試験の勉強中に妙に関心が沸いた部分の話なのですが、皆さんは「初乳」というものをご存知でしょうか?
初乳とは、要はお母さんの母乳のことなのですが、母乳の中でも最初の最初、生後数日間の間だけ分泌される母乳のことを言うのです。
この初乳は新生児にとって人生の一番最初に口にする記念すべき栄養であって、
それはその後に分泌される通常の母乳よりも圧倒的に栄養価が高く、様々な免疫的効果を新生児に与えるものだと言います。

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何故、わざわざこんな話を引っ張り出すのかというと、
「始まりが大切」という前に、
たぶん「人はそれぞれ」という当たり前の価値観の主張に、
いい加減うんざりしてきている自分がいるからなのです。
色々なものに触れ、より深く勉強しなければならないことに少しずつ気が付くと、
「人はそれぞれ」という主張ではなくて、生き物としての共通点とか、
感覚的な共通分母の部分をもっともっとこ大切にしていかなければならないのだと強く思うようになってきたのです。
たぶん、「人は~」って主張したがるのは、社会や大人に対する反発心だけが先行した結果でしかないのだと思う。
少なくとも、これまでの僕はそうでした。
今は、大切なことは「共有できる」ことだと思っています。
「共有できる」ということは、前衛的で、刺激的で、
思わず圧倒されてしまうような動的な力強さではなく、
生物的な慈愛があって、寛容で、感覚的である静的な力強さだと思うのです。

僕たちは生き物としてのリズムと上手に付き合って、良く生きることが「幸せ」ということなのではないでしょうか。
精神を鍛えるとか、自立するとか、
そうやって人間社会に対しての適応力を増すばかりでなく、
生きることに関心を持ち、生き物としての自分を理解することがもっともっと必要なのだと思います。

だから、「始まりが大切」なのです。
先に述べた2つの生き物としての話が、僕たちの良く生きる方法を示しているように思います。

始まりを大切に。
そして、それと繋がる今を大切に。

「 Make it count 」

映画「タイタニック」でジャックの言うこの台詞が、僕は大好きです。



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今はとにかく感謝を



僕が「考える」ことの糧は、感情を揺さぶられることです
これが一番の糧であることは間違いありません。
身体感覚と言語感覚の間にズレが生じれば生じる程、
それをすり合わせるように僕の脳は動きます。
おそらく、感情というものは理屈で捉えられるようなものではなくて、
突然自分の中に放り込まれるウイルスのような存在で、
それに対する免疫があったり、なかったり、
どちらにしろその感情が発端となって身体感覚と言語感覚の間にズレが生じる。
この修正作業が僕の「考える」というものなのだと思う。

今はどんな感情が投げ込まれ、どんなに僕の内側が荒波を立てようと、
「考える」きっかけとなるそのことに、感謝はするべきかと思っています。

僕は今、自分はそういう時期にいると考えているのです。



8月後半はこの辺りで。
28歳を迎え、だんだんと「わからないこと」の重要性を認識しはじめました。
これは良い事なのだと思います。
9月に何が起こるのか。
それを楽しみに、丁寧に過ごします。
それではまた、9月中旬に。
ではでは
by keita-net6086 | 2013-09-03 20:39