2013年8月7日(7月後半)


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8月に入りました。
いよいよ夏らしさを自然に受け入れられるようになって、
暑い日差しを気持ちよくも感じます。
汗をかくことをとても自然なこととして受け入れられると、
自分の、人間の体の持つエネルギーを実感することが出来て、
自分の利己的な都合に体を付き合わせることをとても非合理的なことと感じるようになりました。
そういう気づき一つ一つに感謝する度に、
「やっとわかったかい?」
と誰かに耳元で囁かれるようで、
未だわからないことだらけの自分の小ささを再発見します。
でもその発見は絶望ではなくて、むしろ希望に近いもので、
生きることの気持ちよさとか、充実感とか、
本当に大事な部分に少しずつ近づけて行けているのかなと感じます。


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僕は、28歳になりました。


17歳、23歳、27歳。
この3つの1年を僕は自分のアイデンティティーを確かめる時期だと考えていました。
その一つの考えというか「覚悟」はそのまま僕の人生の上にのり、
自分を世界に溶かすような選択を、この3つの時期にしっかりと行うことが出来たのは確かです。
この先に、アイデンティティーを確かめるだろうことは無いと思っています。
今はもう、
自分がいるようでいないような、
大事なものは僕が持っているのではなくて、
もうすでに周りに沢山あるような、
そういう感覚で生きられるようになりました。
だから、僕のアイデンティティーなど考える必要はもうないのです。
それに固執することは、
生きがいを見つけるような能動的な行為の様に思えますが、
実はそれは全く逆で、自分の可能性を否定するような行為だったのかもしれません。
その証拠に、いままでとても苦しかった。
貧乏だとか、いじめられているだとか、病気だとか、
そういう明確な苦痛ではなくて、
心臓に常に鉛を抱えているような、
画も言えぬ苦しみに苛まれていたのです。

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その苦しみの在りかをずっと探していました。
どこにあるのか全く分からないまま、突き進んできました。
色々なところに行って、
色々なことを考えて、
色々なものに触れて、
色々なことを感じました。
その、これまでの人生で行ってきたすべての行為が、27歳の1年間で総括されました。


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アイデンティティーなど、確かめる必要はなかった。


それが、28歳になった今感じる、とても純度の高い僕の考えです。
ここから僕は、本当にどうなるかわからない世界に身を委ねていくのだと思います。
僕には世界は動かせないのです。
地球は丸くて、太陽は暑くて、命は生き死にを繰り返す。
人間だけが、そのループから外れることは在りえない。
だから、世界は動かすものではなく、しっかりとそれと繋がることが最も大切なことだと思うのです。

今何をするべきかは、
自分の体と心を世界に同調させることで分かるのだと思います。
たぶん大切なことなど、沢山ないのです。

よく見て、
よく考えて、
よく食べて、
よく寝る。

そうすれば、よく生きられるのだと、
シンプルな人生を生きられるのだと、
そう感じられるようになりました。

これからの僕の人生は、地平線の見えない程に広がっています。
やっと、その本物のスタート地点に立ちました。


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28歳、渡辺圭太。
自分の人生が本当に楽しみです。
たぶんそう思えることは、幸せなことなのだと思います。
そのことに気づかせてくれたすべてのものに感謝します。

これからもよろしくお願いします。
by keita-net6086 | 2013-08-07 15:09