2012年1月16日(1月前半)
朝7時に起き、一日の計画を立てるとともにブログを更新しています。
これから昼、夜ともにバイトです。
最近は気持ちのバランスもとれていて、そのおかげで全てを前向きに考えることができています。
冬だ冬だと言っていますが、後一か月もすれば春ですね。
体調管理とエアコンのつけっぱなしには気をつけたいと思います。
さて、1月前半の更新です。
1月5日、am6:00
平日の朝6時、通勤の人々で賑わう電車に乗った。
ニット帽にリュック、ハーフパンツにトレッキングブーツ。
平日の早朝にこんな格好で電車に乗るのは僕1人くらいだ。
これから「社会」の中に飛び込んでいく、一様な服装の人たちに囲まれたハーフパンツの僕は、改めて「社会」のドブネズミのような存在なのだと感じた。
「社会」は「こうしなきゃ、こうでなきゃいけない」という意識を社会人に求め、社会人はそれに応えることに価値を見いだす。
1月5日の朝、電車の中で見た立派な社会人たちを鏡に、僕は驚くほど冷めた気持ちで自分を見た。
社会に飛び込む鋭気を養う者、異様な姿の僕を不思議そうに見る者、これから奪われる何時間もの自分の時間を少しでも取り返そうと携帯をいじる者。
皆社会に向かう人たちだ。
僕は山へ向かっている。
絵の取材のためだ。
もちろん収入に繋がるものではなく、学校の作品作りのための取材だ。
26年も生きていて、未だに収入に繋がらないことに心血をそそいでいる。
御岳山
絵の取材にどこに行こうかと迷ったが、山を選んだ。
重要な作品を作るとき、僕は頭で考えることにストップをかける。
頭の中では自分の範疇を超えないから。
絵を描く時と同様に自分を壊す。
自分を超えたとき、僕はその作品に対して初めて謙虚に挑戦することができる。
山に来ると多くのインスピレーションを得られるのは、自然は僕らが思っている以上に何でもありだからだろう。
ちっちゃい僕の中の「自分」なんか簡単に壊してくれる。
僕たちは社会っていう漠然とした規範、決まり事の中で生きているから、それは余計に。
今回も沢山のヒントを与えてくれた御岳山に感謝、感謝。
山で飲むコーヒーとタバコは格別。
これ、間違いない。
・・・
やっぱりまだ26歳何だって思う。
これは前向きな意味で。
絵を描いているとどんどん絵のことがわかってきて、それと同時にまだまだ先があることを知るから。
僕たちはおそらく、急な不幸がなければ70歳位までは元気に生きていけるんじゃないかと思う。
そう考えるとあと50年もあるんだ。
50年もつくれる。
何だか22歳くらいになったら定職について無難な人生を歩まなきゃいけないような風潮があるが、それが若い人たちに圧力をかけて老けさせているように思う。
「どうせできない」とか「自分なんか」とかそういう意識を社会のイデオロギーが若い人たちに植え付ける。
「成長」においては、重要なのは結果ではなく過程なのに。
やってもいないくせに吐かれる後ろ向きな言葉は、僕を全然わくわくさせてくれない。
決めつけ、妥協、あきらめ。
何にだって、年相応の輝かせ方はあるはずなのに。
僕はまだ半分も生きていない。
何故、今「安定」しなきゃいけないんだ。
はっきりとした目標と意識、健康な体。
これだけで十分だ。
後は何が起こるかわからない新しい一日を生きるだけ。
金なんて何とでもなるだろう。
絵
制作途中を公開するのはあまり好きじゃないが、今回は何となく公開しようと思った。
描き始めと1/5くらいまで進行したところ。
では、1月後半にまた。
by keita-net6086
| 2012-01-16 09:39