2017年6月12日

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凡そ3年ぶりの更新をします。
なぜまた自分が文章(と言えるほどのものでは無いが…)を書こうと思ったのかは自分でも整理できていません。
店をオープンする準備段階からオープンして2年を経過した今まで一切手をつけられなくて、そんなバタバタを乗り越えてようやく落ち着いてきたというところでしょうか。

文章として自分の頭の中をアウトプットすると、
当然頭の中がスッキリします。
アウトプットする段階での表現方法に苦悩はするのですが、
整理するということは未来への投資と思ってそれを受け入れます。

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この2年間、いや今もこれからも当然そうなのですが…
本当に修行を積んでいるような時間でした。

自分がやりたいことの上にあるからこそ乗り越えられた時間でもありました。
信じられないような裏切りがあったり、
信じられないような失敗もありましたが、
今は起こったこと全て必然と受け入れられるところまでたどり着けました。
新しい課題ばかりの日々ですが、
それは階段を一つ一つ登ることができている証拠だと僕は信じていて、
その成果は、喜んでくださるお客様から感じ取らせて頂いています。
何度も足を運んでいただけるお客様には励まされるばかりです。

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多くの課題がある中で感じる重要な部分のシンプルさに、
自分の感情の調整が効かなくなることが多々ありますが、
そのギャップは自分の未熟さの表れであると捉えています。

未熟。

僕はまだまだシンプルには程遠いのです。
だからこそ、店は成長していても成功というにはまだまだ程遠い。
しかし、直感的に上手くいくと信じることができていて、
その過程も昔よりずっと明確にイメージできるようになってきています。
そのイメージの発展のスピードに追いついていないのは僕自身で、
シンプルにさえなることができれば、
きっと追いつき、乗っかっていけるものなのだと思います。

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料理で大事な技法の一つに「ルポゼ」というものがあります。
簡単に言えば、調理過程で食材を「休ませる」という技法です。

この技法を上手く使うことで、
味や食感を1段階上質にすることができます。

ルポゼは大雑把に言ってしまえば、
食材に手をかけない時間のことを言います。
ある程度調理したところで「何もせず」、
食材と時間に全てを委ねるような段階です。
決して手を抜くということではなく、むしろ効果的な時間になるのがこのルポゼ。

今の僕に必要なのはこの「ルポゼ」であると感じています。
毎日毎日、9割仕事のことを考え、
朝から晩まで実践を繰り返してきました。

自分が動かしていた時間が、
環境に自分が動かされるようになり、
いい意味でそれに自分を委ねることで、
ようやく落ち着いてきました。

ルポゼ

今はまさにその時だと思っています。
手をかけることなく素材と時間に全てを委ねる効果的な時間。
イメージに追いつくための助走の時間のようにも感じています。


今このルポゼの時間に、
少し崩れた自分を整えていきたいと思っています。
イメージに追いついた時によりシンプルにそのスピードに乗っていけるように。
より力強く前に進めるように。
様々な覚悟と共に、自分を洗練していければと思っています。


梅雨に突入しましたが、梅雨らしさのみえない清々しい毎日ですね。
まとまった雨が、災いをもたらさない事を願うばかり。

去年は負けっぱなしだったので、
ギラギラとした夏に負けない身体と心づくりをしたいと思います。
それでは、また。


渡辺 圭太


# by keita-net6086 | 2017-06-12 20:53 | Comments(0)